クロスボウが無理ならアーチェリーがあるじゃないか
別の記事などでクロスボウを所持することがかなり大変である事を述べていますが、それでも弓をやりたいとお思いのあなた!
クロスボウが無理ならアーチェリーがあるじゃないか。
ということでFBUの本筋ではありませんが、アーチェリーについて少しずつ解説を進めていきたいと思います。
アーチェリーは気軽に撃てる洋弓競技です
途中からクロスボウ専用の試合ばかり開いていましたが、FBUは元々「手軽にクロスボウやアーチェリーを撃ちたい」という初心者・ライトユーザーの集まりで、初期の頃はアーチェリーも試合がありました。
現在のところ、クロスボウに比べてアーチェリーに関して特に法的な制限はありません。
誰でも気が向いたら一式を入手してアーチェリーが出来てしまいます。
そういった意味ではアーチェリーはオープンな洋弓競技なのです。
(クロスボウ……どうしてこうなった……)
次にアーチェリーの基本的な器具について説明をしたいと思います。
最低限必要な器具
(本当に初心者として、気軽に)アーチェリーをするためには、次のような器具が必要になります。
① ハンドル
② リム
アーチェリーをするためには最低限これらとリムに張る弦(ストリング)、そして矢(アロー)が必要となります。
ハンドルは弓の中心部分で、ハンドルに取り付けられたリムがしなることで矢に推進力を与えます。なおリムには上下があるため(ないリムもあるそうです)、取り付けには気をつける必要があります。
またリムからストリングが張られていますが、これに矢尻をあてがって飛ばします。
さらにハンドルを掴む手の上部に矢を置くアローレストがあり、そこにプランジャーと言われる部品があります。これで矢を押さえて射出を安定させています。
他にもプランジャーの少し上にクリッカーという弓を一定の長さ(力加減)で引く目印もありますが、これはフォームが固まるまではまず使う事はないと思いますので割愛します。
ハンドルやスタビライザーにウエイトを付けるケースもありますが、ここまでくるともう初心者ではないでしょうから同じく割愛します。
以上がアーチェリーの中でも一番器具が少ないベアボウ競技で必要な部品となります。次はリカーブ競技で必要な器具となります。
③ サイト(照準器)
的に狙いを定めるために使用します。
④ スタビライザー
やじろべえの原理で本体を安定させます。コレがあると思った以上に本体の平行を保ち、揺れを軽減できます。
以下は身体を守るプロテクト系です。無くても射撃ができますが、あった方がいろいろ楽です。
⑤ アームガード
矢を射出した際にストリングなどが腕に当たる事があり、けっこう痛いです。
これを防止するためのプロテクトです。
⑥ チェストガード
ストリングなどが胸に当たる事もあります。これを防止するためのプロテクトです。
⑦ タブ
試合では一定時間内にかなりの矢を放ちます。
数回弓を引くだけでも指に負担がかかりますが、試合で何十回も弓を引けば指が痛くなります。
指にカバーを付ける事で指を保護して痛みを軽減します。
⑧ クイーバー(矢筒)
文字通り、矢を入れます。
試合では一定時間内で一定数の矢を射出する必要があり、矢筒がないとすぐに矢を取り出せず苦労します。また運搬にも矢を裸で持つのはまずいので、ある意味必須といえます。
他にもいろいろ必要な器具はありますが、とりあえずこれらがあれば射撃練習をする事はできると思います。
昔に比べて簡単に情報が手に入るようになりましたので、アーチェリーに興味が湧いた方はwebや動画サイトでいろいろ情報を集めてみてください。良い世の中ですね…
またより本格的に初めてみたいと思った場合は地元にあるアーチェリーショップを尋ねてみてください。より正しく貴方にあった情報を得ることが出来るでしょう。