FBUについて
ふたば洋弓組合とは
ふたば洋弓組合(Futaba Bow Union、略称FBU)は2008年に結成されました。
当組合はクロスボウやアーチェリーなどの洋弓を気軽に楽しむ事を目的に、インターネットを通じて情報の共有や交流会、試合を主催する団体です。
組合と申しましても、いわゆるミニマムな互助会となります。
FBUは全日本クロスボウ協会に所属しています。なおアーチェリーに関してはどこにも所属していません。
以前のHPは2015年頃に一旦削除をしましたが、昨今の情勢を考えますとFBUが存在している事、現在もクロスボウ競技者が活動している事を周知させる必要があると判断し、2021年に再び当サイトを公開する事となりました。
FBUの結成と基本理念
今から20年以上前になります。
当時はクロスボウやアーチェリーをしようと考えても、金額面や射撃環境面で厳しくとても気軽に撃つことはできませんでした。
また公式大会を管轄する日本ボウガン射撃協会や全日本アーチェリー連盟は、団体に加盟した上で団体で定めた基準を満たした者の参加しか認めず、団体未加入の競技者が気軽に大会に出場することは不可能でした。
現在は参加条件が緩和されたオープン大会なども増え、当時に比べれば気軽に試合に出場できる環境になってきました。
とはいえ残念ながら現在も大会などへの参加ハードルは高く、競技者人口の減少は今もなお続いています。
当組合の幹事は、より気軽にクロスボウやアーチェリを射撃したい、それらを持つ人達と交流したいと考え、「ふたば☆ちゃんねる」や他の掲示板で知り合った競技者を誘い2008年に名古屋(会場は岐阜)で競技を兼ねた交流会を開きました。
これが当組合のスタートとなります。
当初は親睦会のようなものでとても団体という体ではありませんでした。
しかし2008年冬に初の競技会を岐阜で開きましたが、会場をお借りする際に土地のオーナー様が個人での借地に難色を示されたため、当組合を設立する事となりました。
FBU主催の試合
2008年以降、1年に1~2度のペースで競技会(記録会)を行ってまいりましたが、2013年頃より幹事の多忙と競技者の減少に伴って開催ペースが空くようになり、2019年以降はコロナの影響もあり大会は開いておりません。現状においては2018年がFBU主催大会の最終年となります。
コロナが収まったのちに競技会を再開する予定でしたが、2021年に銃刀法が改正されクロスボウも規制対象となりました。
これに伴いFBUに参加されていた方はクロスボウを譲渡または放棄されてしまい、現在は主催団体としての活動は休止状態にあります。
2008年の頃はクロスボウ(ピストル・フルサイズ・リカーブ・コンパウンド)やアーチェリー(リカーブ・コンパウンド)の試合を開催していましたが、後にアーチェリーの試合がなくなりクロスボウもピストル・フルサイズのリカーブのみとなりました。
幹事がピストルクロスボウの競技者だった事もあり、後年では組合主催の試合はピストルクロスボウが主流となりました。
FBU主催試合の基本ルールと競技器具の制限
基本的なルールはアーチェリーを基準とし、ターゲットの他、フィールドを行う事もありました(余談ですが、現在の法律を考えるとフィールドはもう行うことができないと思います)。
射撃距離はピストルが20m、フルサイズが30mとなり、的は前者で直径40か80cm、後者で直径80cmの円形となります。
同心円状に10個の得点帯を設けてあり、中心が10点で一番高く、一番外側は1点になっています。中央には更にXを設ける事もあります。
競技は会場の規模や状況により多少変化しますが、例えばピストルクロスボウの場合は基本的には距離20mで80cm(状況によって40cmにする事もあります)の的を用い、1セット(90秒以内で3射または180秒以内で6射)を交互に行い6セット(または10セット)の合計で点数を競います。
通常はピストルクロスボウの場合、距離20m、的80cm、1セット6射を6セット行い360点満点で採点をします。
状況により3射6セットで180点満点だったり、6射10セットで600点満点になる事もあります。また同点の場合はXの獲得数の多い方が上位になります。
ピストルクロスボウは立射片手射、フルサイズクロスボウは立射とし、スコープの使用は可能です。
器具の制限については危険性を考慮して、クロスボウは150ポンド以下、アーチェリーは40ポンド以下のリカーブタイプのみとしています。主催者の許可がある場合のみ、コンパウンドタイプも許可しています。
矢の先端は返しのないものとしています。
当初はクロスボウとアーチェリーが混在した状態で試合を行っていましたが、次第にアーチェリーの参加者が減ったこともあり、最終的にはほぼクロスボウの試合となりました。
入会について
入会を希望される方は次の条件を満たす必要があります。
正組員
- クロスボウの所持許可を得ている者
- 上記を満たす上で全日本クロスボウ協会または日本ボウガン射撃協会に所属している者
- アーチェリーに関してはアーチェリーを所持している者(尚、上記2項を問わない)
- 当組合の趣旨に賛同する者
- ルールや社会的常識を遵守できる者
準組員
- クロスボウまたはアーチェリーに興味がある者
- 当組合の趣旨に賛同する者
- ルールや社会的常識を遵守できる者
正組員と準組員とに別れてはいますが、現状ではその差は特にありません。
FBUの趣旨に賛同し、入会を希望される方はお手数ですがお問い合せからメールでお知らせください。
入会に関する詳細をお送りします。
会費について
2023年1月現在、事務登録手数料ならびに年会費は無料です。
ただし将来、組合主催の射撃会が催せる様になりましたら上記の手数料や会費が発生する可能性がありますのでご了承ください。
スコアカード
2024年版のスコアカード(2018年度版を少し改良したもの)があります。PDFにしていますので下記からDLして印刷してお使いください。
事務局
■団体名
ふたば洋弓組合(Futaba Bow Union、略称FBU)
■事務局
〒491-0353
愛知県一宮市萩原町萩原上町87 アンコ企画 内 ふたば洋弓組合
■幹事
役場あき 安藤芳明