新聞記事より
静岡新聞や共同通信の2023年3月15日付けの記事によりますと、クロスボウの所持許可本数が196本、回収は7463本というデータが警察庁から発表されました。
なお記事の内容が2社ともまったく同じであるため、恐らく警察庁発表の文章をそのまま掲載したと思われます。
記事を引用しますと、「クロスボウ(洋弓銃)の所持が昨年3月に施行された改正銃刀法で原則禁止、許可制となり、今年2月14日までに全国で196本が許可されたことが15日、警察庁のまとめで分かった。」とあります。
また「新制度を周知する経過措置期間が終了した昨年9月14日までに、全国の警察は廃棄を希望する所有者から7463本を回収した。」ともあります。
ちょっと気になる点
さて記事を読むと少々気になる点がありました。
「許可された196本を目的別で見ると、標的射撃競技と有害鳥獣駆除が計165本と大半を占めた。」とあります。
有害鳥獣駆除として認められた…?
弓矢での狩猟が禁止されているはずですので、有害鳥獣捕獲で所持許可がおりたのは間違いないと思います。
どうやって?どこで?使用するのでしょうか。
また196-165=31本は何の用途で許可が下りたのでしょう。
この辺りの情報は探しても見つからないため、謎のままです。
競技者人口の類推
さて話を戻しますが、標的射撃競技での許可本数は恐らく150~160本と思われます。
一人あたり1~2本を所持していると考えると競技者人口は100人を切る程度と考えられます。
かなり少なくなりましたね。
今後、少しでも競技者人口が増えることを願ってやみません。